問3目標ポイント:相談者の状態が目標ならコンサルタントは支援する

問3目標ポイント:相談者の状態が目標ならコンサルタントは支援する

相談者が相談者自身の目標を自己決定するなら、キャリアコンサルタントが行うのは相談者が目標を自己決定できるような支援です。

キャリアコンサルタントは、相談者が目標を自己決定できるような支援をしていきます。

問3の目標は相談者がどのような状態になるのかです。おおむね目標は相談者の状態が最終地点になるので、相談者がその最終地点に到達するような支援を、キャリアコンサルタントは行っていくことが目標です。

「~のような状態になることを支援する。」

「~になれるよう支援する。」

あくまでも主語はキャリアコンサルタントです。

例えば、転職先を探す相談者が、相談者自身納得のいくような内定を得られるよう支援するのであれば、

「~内定先が決まるよう支援する。」

なら、「(キャリアコンサルタントは)~内定先が決まるよう支援する。」となり主語はキャリアコンサルタントになるのでいいのですが、

「~内定先を決める。」

内定先を決めるのは、キャリアコンサルタントでなく相談者自身です。主語はキャリアコンサルタントですから、

「(キャリアコンサルタントは)~内定先を決める。」だと文意の意味が合わなくなってきます。

読んで頭では理解していると思っていても、いざ解答を書いてみるとキャリアコンサルタントが主語でなくなっている場合がありますから、書き終わった後にあらためてチェックしてみていただければと思います。