aki2018様
こんにちは、橋谷です。
ご質問くださって、ありがとうございます。
たしかに「ない」とか「不足している」はイメージしやすいですが、「余計にもっている」は、わかりにくいかもしれません。
例えば、「育児は女性がすべき。」という思い込み。
・男性の育休制度を知らない
・男性の育休事例を知らない
だと男性の育児に関する情報や知識が不足しているといえますが、
・男性は育児をしない
という思い込みを余計に持っていると、とらえることもできます。
「育児は女性がすべき。」に対して、不足していると取るか、余計に持っていると取るかは、人それぞれです。
「余計に持っている」が先に頭に浮かぶ人の場合は、
男性は育児をしないと余計に思っている
↓
どうして相談者が男性は育児をしないと思っているんだろう?
↓
男性の育休事例を知らないからだ
と、適切な状態にするための不足部分(男性の育休事例を知らない)に気がつくこともできます。
ちなみに、
男性は育児をしないと余計に思っている
↓
どうして相談者が男性は育児をしないと思っているんだろう?
↓
男性の育休事例を知らないからだ
↓
社内に男性で育児休暇を取った人がいるかどうか人事に聞いてみる←具体的方策のひとつ
になります。
でも「余計に持っている」から「不足している」が出てこなくても、
男性は育児をしないと余計に思っている
↓
どうして相談者が男性は育児をしないと思っているんだろう?
↓
社内に男性で育児休暇を取った人がいるかどうか人事に聞いてみる←具体的方策のひとつ
のように、余計に持っているものに対してだけでも、余計に持っていることが問題で、それに対する方策を考えることもできます。
「ない」「不足している」「余計にある」どれも適切な状態ではないので、適切な状態との差があります。
その差を埋めるのが、方策です。
「ない」「不足している」「余計にある」どれが気がつきやすいかなので、必ずしも「余計にある」がなくても大丈夫です。ない場合もあります。
でも「ない」「不足している」がない場合は、ないので「ない」「不足している」に注目していきやすければ、考えやすい方から考えれば大丈夫です。