●例題2論述課題6公開アドバイス Bさん1回目
Bさんから例題2論述課題6の提出がありました。
【論述課題6】
「論述対策オンライン公開アドバイス用例題2」を読んで、問3方策のみお答えください。
問1は論述課題1、問2は論述課題3、問3目標は論述課題5になりますので、論述課題6での公開アドバイスは、問3方策のみになります。
論述課題6からスタートする人は、提出不要ですが問1や問2問3目標を作成したうえで、論述課題6を作成してください。
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【例題2論述課題6 Bさん1回目】
これまでの仕事生活をライフラインなどで振り返り、苦労を労い、定年後への迷いを受容し、培った
経験、能力、強みや貢献を一緒に整理し把握する。定年後のライフキャリアプラン例を先輩から聞き、イン
ターネットや雑誌からの情報収集も勧める。ハローワークの求人情報や転職情報を紹介し、労働市場
の情報収集も勧める。情報収集を参考に今後の生き方を考え、できれば奥さんも含めたライフキャリア
プラン作成の支援を行う。今後の働き方について希望条件、優先順位を書き出し整理し、今後の選択
肢を抽出し、希望条件、優先度から、自分で進路を決定できるよう支援する。
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Bさんは手書き解答で行ごとに改行しています。分量的にも解答欄に書ききれており、6行目最後は余白もあります。
まず問1も問2も問3目標と方策も、すべての解答に「など」は使わずに解答を作成するようにしましょう。「等」、「といった」も同様に使わずに、頭の中にある内容をすべて書き出す練習をしましょう。
「これまでの仕事生活をライフラインなどで振り返り、苦労を労い、定年後への迷いを受容し」
↓
仕事生活をライフラインで振り返りとありますが、ライフラインでいいでしょうか。ライフには仕事も含むと言えば含みますが。
「培った経験、能力、強みや貢献を一緒に整理し把握する。」
↓
これは、仕事生活をライフラインのふり返ることで、整理するのでしょうか。ライフには仕事も含むと言えば含みますが。
「定年後のライフキャリアプラン例を先輩から聞き」
↓
具体的でいいのですが、「どういう」先輩かもう一言あると、さらにいいです。明確になります。学生時代の先輩も年が上だから定年を迎えているのかもしれませんが、定年を迎えていないかもしれません。
インターネットや雑誌からの情報収集も勧める。
↓
これは「何の」情報収集でしょうか?
もし定年後のライフキャリアプラン例であれば、
定年後のライフキャリアプラン例を先輩から聞き、インターネットや雑誌からの情報収集も勧める。
→〇〇の先輩やインターネットや雑誌から定年後のライフキャリアプラン例の情報収集も勧める。
この方が、読み手による文胃の受け取り方の差が少なくなります。
「ハローワークの求人情報や転職情報を紹介」すると何についての「労働市場」情報収集ができそうでしょうか。
労働市場全体の情報収集は大変です。世の中にはあらゆる職種があり、あらゆる年代がいます。
以降は、前半により出来るか出来ないか今のところ未定です。
ところで、機織り期輸入のことも考えていましたが、それはどうしましょうか。
Bさんも。練習として一度次の二つのいずれかを実施してみるといいです。両方実施すればベターです。
「解答で文章にまとめる前に、図で流れを示し、流れが大丈夫か確認してから、解答を文章でまとめる。」
「解答で文章にまとめるた後に、図で流れを示し、流れが大丈夫か確認して、必要があれば解答を文章でまとめなおす。」
流れを確認して上手くいかないのであれば、問2や問3目標を変更してかまいません。
問2や問3目標を一度決めたからと言って適切とは限らず、方策を考えて適切でなければ、変更する勇気も必要です。適切だと思い込んで決めたことを変えないと方策が行き詰まります。